平成29年10月の海岸林での活動①

 

暑い夏が終わり、10月に入って植林シーズンがやってきました。

夏の間は伸びてしまった苗木周りの草刈りが中心でしたが、

それでもまだまだ草が伸びてきてそちらの手入れも必要となっています。

ススキが伸びてきて秋を感じながらも、海岸林での草刈りは急務です。

 

そんななか、10月は春にクロマツパートナーの皆さんにお預けした苗木などが十分な大きさに育ってきて、学校などでは修学旅行シーズンとなり、いわきの海岸林まで持ってきて一緒に植えるという作業が増えています。

皆さんとの活動一つ一つをご紹介いたします。

【10月7日(土)公益財団法人とちぎYMCAの皆様】

苗木を育てるクロマツパートナーとしてもご協力をいただいているとちぎYMCAの、障がい者グループのみなさんとご家族がいわきの海岸林まで来てくださいました。総勢30人のみなさんで、植林を行いました。前日に育てていただいた苗木を現地に運搬して、そして当日は皆さんが育ててくださった苗木をご自身の手で植林をしていただくことができました。女性の一人は、トウグワを使うのがとてもうまく、たくさん植林するための穴をほってくださいました。無事全ての苗木を植林することができました。

【10月12日 羽生市立村君小学校6年生のみんな】

今年が初めての村君小学校の皆さんとの活動ですが、なんと6年生は5人。

23本の苗木をそれぞれ名前を付けて、夏の間は交代で水やりをしながら育ててくれたそうです。

大きくなった苗木をもって修学旅行で海岸まで来てくれて、実際に植林をすることが出来ました。苗木が大きかったこともあり、穴を掘るのが大変でしたが、終わった後は全員に感想を聞くことができました。将来人の命を守るかもしれないクロマツを植林したことが思い出に残ったようです。

【10月18日 社会福祉法人エル・ファロ 自由空間の皆様】

今年も自由空間の皆様が昨年お渡ししたクロマツ14本と一緒に来てくださいました。昨年とは違うメンバーで来て下さり、昨年のメンバーが植えた苗木が大きくなった様子も見ていただくことが出来ました。

とうぐわで一生懸命穴を掘って下さり、苗木を植え終わっても「もう一つ掘りたい」とさらにもう1本植えていただきました☆

【10月20日(金) さくら市立上松山小学校の6年生のみんな】

栃木から修学旅行で来てくれました。去年、5年生の時にお渡しした苗木は驚くほど大きく成長してくれていました。約100本の苗木を植えるために植える場所まで運ぶのも一苦労(汗)植林してもらった場所は、木の根っこが多い場所だったため、大変でしたが、一生懸命くわを使って進めてくれました。中には靴が汚れることも気にせず一生懸命苗木の周りの土を固めてくれる女の子もいて、苗木への愛情が伝わってきました。

無事に約100本の苗木を植えることもでき、達成感のある活動にすることが出来ました。

【10月24日 種足小学校の6年生のみんな】

種足小学校では毎年6年生が苗木を育ててくれて、修学旅行で育てた苗木を海岸に植林してくれています。今年も春に預けた苗木に一人ひとり名前を付けて大切に育てて海岸まで持ってきてくれました。台風が過ぎた後で、土が水分を含んでいたり、太い根が張っている場所だったりと、とうぐわで穴を掘るのが大変そうでしたが、みんな一生懸命に活動をしてくれました。

10月末まで多くの団体の皆様との活動が待っています!

11月も恒例の団体様が来て下さったりと、植林も前進しています。

報告お楽しみに☆